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花粉症のツライ鼻づまり出はじめが治療のポイント!

ブログ2018.02.26

こんにちは。草花クリニック院長の下村智です。(私も花粉症です。。)
前回は花粉症の日常生活上の対処法をご紹介しました。
今回は鼻づまりがひどくて眠れない方のために、対処方法についてお話ししたいと思います。

花粉症の2つの病型

花粉症の2つの病型

花粉症は季節性に飛散する花粉によって「くしゃみ」、「鼻水」、「鼻詰まり」が生じる疾患です。
症状によって大きく下記の2つの病型とその重症度によって治療がガイドラインで示されています。

  1. くしゃみ・鼻水(鼻汁が鼻の穴から漏れる)
  2. くしゃみ・鼻水とともに鼻詰まり(鼻閉)がある方、または鼻閉が主体の方

症状が軽いうちに治療を!

症状が軽いうちに治療を!

特に鼻詰まり(鼻閉)が強い方は、夜間に息ができなくて目が覚めるという方もいらっしゃいます。
毎年そのような苦労をされている人は花粉の飛散がはじまり、その後に本格飛散になると症状が一気に症状が悪化する傾向があるようです。
このような症状の方は、できるだけ症状の出はじめのときや症状の軽いうちにステロイド用点鼻薬を使うのがポイントです。

逆に症状がピークのときには、鼻も詰まって、しかも過敏になっています。
このような症状になってから鼻噴霧用ステロイド薬を使用しても、刺激になって鼻の奥に薬が達しないため、効果がないと思って使わなくなってしまうようです。
基本的に鼻噴霧用ステロイドは、症状の軽いうちから続けて使うことが鼻詰まり(鼻閉)の悪化を予防するところにあります。
また、鼻噴霧用ステロイド薬が鼻詰まり(鼻閉)に他の点鼻薬に比較して優位に効果があることが示されています。

完全に鼻詰まりになってしまったら…

完全に鼻詰まりになってしまったら…

とは言いましても、完全に鼻閉になって苦しくて来院される方もあるかと思います。
そのような方には、鼻の通りをよくするために一時的に点鼻の血管収縮剤を使った治療が必要になります。これは即効性がありますが、短期にしか使えないので、寝る前の一時期苦しいときに使用して睡眠をとるようにしてください。
最近では抗アレルギー作用と血管を収縮させる作用を持つ合剤が内服薬として出ています。
抗炎症作用のある鼻噴霧用ステロイドで炎症細胞の鼻の粘膜への集まりを抑え、合剤の内服薬で鼻詰まり(鼻閉)の症状を抑制するのに効果的です。

ステロイドがご心配な方へ

ステロイドがご心配な方へ

ステロイドの使用については副作用のことが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、鼻噴霧用ステロイドで1日1回型のものは効果も強く、血中に移行する量が微量であり安全です。
特にスギ花粉症のように数か月の鼻炎であれば、その期間ずっと使っても問題ないといわれています。

花粉症に関わらず、季節の変わり目で体調変化や身体の具合など、お困りのことがありましたら、当クリニックまで、お気軽にお尋ねください。