あきる野 内科・消化器科・訪問診療・リハビリの 草花クリニック

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ご存知ですか?春だけではない、花粉症

ブログ2017.11.29

こんにちは、草花クリニックの外来看護課です。
冬のこの時期に、目のかゆみや鼻風邪なのか、アレルギーによる鼻水なのかわからないことがございませんでしょうか?

先日、家族が…
「あー目がかゆい!春じゃないのに花粉症みたいだな。この季節にこんなにつらいなんて。」と言いながら、目薬を指し、つらそうにしておりました。
そこで今回は、アレルギーの中で、花粉症についてお話しさせていただきます。

花粉症は春だけではありません

花粉症というと、春(2月から4月頃)のスギ花粉が頭に浮かぶと思います。
天気予報でもスギの飛散予報が放送されるようになりました。
しかし、アレルギーの原因となる花粉は一年中飛んでいます。
主な季節ごとの花粉をご紹介いたします。

花粉イメージ

冬は、アレルギーを引き起こす花粉の飛散量が少なくなるため、症状が抑えられる傾向があるようです。
しかし、ハンノキ花粉は1月から、またスギ花粉も2月から飛散時期に入ることから、少量ではありますが、飛散している地域もあるため、症状の出る方もいらっしゃいます。

花粉原因イメージ

アレルギーが引き起こす症状で、代表的なものは、目のかゆみや、充血、くしゃみ、鼻水などですが、湿疹、蕁麻疹、咳・喘息などの呼吸器症状、お腹が痛くなるなどの消化器症状のように全身に出る症状もあります。

また、花粉と食物に関連したPFAS(花粉‐食物アレルギー症候群)などがあります。

PFAS(花粉‐食物アレルギー症候群)

PFAS(花粉‐食物アレルギー症候群)とは、聞きなれない言葉ではないでしょうか?
PFASは花粉症に合併する疾患で、花粉に感作した人が、原因となる花粉と関連する食べ物(果物や、野菜など)を食べた直後(およそ15分以内)に、口・唇・喉などの口腔粘膜に掻痒感(かゆみ)やピリピリ・イガイガ感、腫れなどのアレルギー症状を引き起こすことをいいます。ご経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

口周辺に現れることが多いアレルギー症状のため、OAS(口腔アレルギー症候群)とも呼ばれています。また、全身症状として、蕁麻疹などの皮膚症状、気管支喘息症状、アナフィラキシーショックなどが出現することもあります。

花粉予防イメージ

なぜこれらの症状が起こるのかと言いますと、「花粉症と似た物質が果物等の食物に含まれているから」と考えられています。
例えば、スギ・ヒノキの花粉が飛散する時期に、「トマトを食べて症状が出る。」などです。

花粉症の原因となる花粉は年間を通して飛散しており、原因となる花粉によりPFASを引き起こす原因食物は異なるのです。

気になったらアレルギーの血液検査

草花クリニックでは、血液検査で39項目のアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質のこと)に関するアレルギーのスクリーニング検査を受け付けています。

この検査では、室内塵や、花粉、食品表示義務7品目を含むアレルギー性疾患の主要な原因アレルゲンが網羅されています。
また、前述致しました花粉症に合併する疾患PFASに関連するアレルゲン16種類をセットにした検査も実施していますので、アレルギー検査をご希望される際には、スタッフまでお気軽にお申し出ください。

「原因を知ること、それがアレルギー治療の第一歩。」と言われています。

花粉予防イメージ

原因アレルゲンを知ることで、注意しなければいけない季節や食物などがわかり、つらい症状をやわらげることができれば幸いです。

検査や治療について気になることがございましたら、ぜひ、お気軽に医師または看護師へご相談ください。