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赤く腫れてかゆい!夏の虫刺されの症状・薬

ブログ2023.08.09

赤く腫れてかゆい!夏の虫刺されの症状・薬

こんにちは!理事の下村薫です。

毎日暑い日が続きますね。先日、親戚とカブトムシ採集をして、とても盛り上がりました。深夜と早朝に出かけたのですが、ばっちり虫刺され対策をして出かけたので、とても楽しく過ごすことができました。

夏休みに入り、お出かけやキャンプ、庭仕事、草むしりなどの機会が増えるという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな場面でも注意したい「虫刺され」についてご紹介いたします。

代表的な虫刺されと症状

急激なかゆみ・赤く盛り上がる発疹「蚊」

虫刺されの原因で最も多いのがです。
屋外ではヤブカ(ヒトスジシマカ)、屋内ではイエカ(アカイエカ)など、蚊は様々な種類が屋内外問わず生息しています。

蚊の生息地

蚊に刺された時には、直後から急激なかゆみが生じ、赤く盛り上がる発疹の症状が出ることが多いです。
ほとんどは数時間後に自然とおさまりますが、人によっては水ぶくれができたり、かゆみが数日間ぶり返したりすることもあります。

激しいかゆみと赤い腫れ「ブユ」

地域によってブユ、ブヨ、ブトと呼ばれ方が異なるようです。
小さなハエのような見た目の虫で、水辺や高原などに生息していることから、夏のキャンプ中などに刺される方もいらっしゃいます。

ブユのの生息地

ブユに刺された時は、一般的に半日から1日後に激しいかゆみと赤い腫れの症状が現れることが多いです。

赤く腫れてかゆみの症状が1週間ほど続く「ダニ」

種類にもよりますが、ダニは畳・カーペット・ソファーなどに住み着いていることがあるため、屋内で刺されることがあります

ダニの生息地

ダニに刺されると翌日から肌が赤く腫れはじめ、かゆみの症状が1週間ほど続きます

虫刺されの対処法

虫に刺された際には、冷やしたり、お薬をつかったりすることでかゆみの症状を抑えられることがあります
温めたり、爪でかきむしったりしないように心がけましょう

冷やしてかゆみを抑える

虫刺されをかき壊して細菌に感染すると、「とびひ(伝染性膿痂疹)」になる可能性があり、注意が必要です。とびひは全身に症状が広がり、他人にも感染させてしまうことがあるため、お子さまの場合には登園・プールの入水禁止などにも繋がってしまいます。
受診していただくことでかゆみを抑えるお薬を処方できますので、早めに受診して悪化を予防していきましょう。

また、以下のような症状がある場合にも、一度受診されることをおすすめいたします。

受診をおすすめする症状

  • 虫刺されによる肌の赤みや腫れがおさまらない
  • 刺された部分に水ぶくれができている
  • 発熱や蕁麻疹といったその他の全身症状がある
  • かゆみ止めの薬を5~6日以上使用しても症状が改善されない

虫が活発になる夏は、ご紹介した蚊やブユ、ダニ以外にも、危険なハチやムカデ、毛虫、マダニなどの被害も増加する頃です。
痛みやかゆみが辛い場合や、何の虫に刺されたか分からないという場合にも是非お気軽にご相談ください。

虫刺されに効果的なお薬

かゆみの症状は虫が皮膚を刺す・咬むなどした際に、虫の持つ毒成分や唾液腺物質などが原因でアレルギー反応を起こして現れます。
このアレルギー反応には即時型反応と遅延型反応の2種類があり、お薬も症状に合わせて処方します。

抗ヒスタミン薬やステロイドが有効

虫に刺されてからすぐにかゆみの症状が出る「即時型反応」は抗ヒスタミン薬が効果的です。
虫に刺されてから数時間後にかゆみの症状が現れ、数日にわたってぶり返す「遅延型反応」はかゆみが長く続く場合、ステロイドが有効です。

かきむしらないように気を付けていても、寝ているときなどに無意識でかいてしまい、悪化する方もいらっしゃいます。
かゆみが気になったら早めに受診し、お薬でかゆみを抑えていきましょう。

虫刺され予防

屋内でのダニ対策

屋内でのダニ対策

屋内でのダニ対策として、定期的な掃除を行い、清潔な状態を保つことが大切です。
特に布団はダニの温床になりやすいので、布団乾燥機や天日干しをした後、丁寧に掃除機をかけてダニを駆除しましょう。

屋外の虫対策

屋外の虫対策

服装

山や川の近くで活動する時や庭仕事をする際などには、長袖・長ズボンの露出の少ない服装がおすすめです。暑い時期ですので、熱中症にも注意しながら行動するようにしましょう。
また、虫が寄って来やすいため黒っぽい服は避けるのもポイントです。

虫よけを使う

虫よけを使うのも虫刺されの予防になります。
肌の露出部分以外にも、薄手の服の場合には服の上からも虫よけスプレーをかけると効果的です。
虫よけにはスプレー型、置き型、吊り下げ型、シール型など様々なタイプがありますので、シーンによって使い分け・組み合わせもできます。

虫がいそうな場所を避ける

虫が好みそうな場所を避けるのも虫刺され予防の一つの手です。

特にハチは二度刺されると「アナフィラキシーショック」という過敏反応を起こし、命の危険が生じる場合もあります。ハチの巣には近づかないようにしましょう。

虫刺されの症状 是非ご相談ください

虫刺されは体質などによって症状の出る度合いやタイミングも異なります
ご紹介したように数日でかゆみや腫れの症状が治まることがほとんどですが、特にお子さまの場合はかゆみに耐えられずかき壊してしまい、「とびひ」などに悪化してしまう恐れもあります。
早めに受診し、かゆみなどの症状を抑えて予防しましょう。お気軽にご相談ください。

また、2023年もコロナウイルス感染症感染者数が増えてきています。換気、手洗い、手指消毒、人ごみではマスクを着けるなど、熱中症にも注意しながら感染対策を続けましょう。